すっかり春の陽気になったので、
お友達のお友達からいただいた綿のたねを
植えてみました。
たねは2つ。
4月1日 ぬるま湯に浸けて一晩。
4月2日 プランターに植えました。
ついでに、別のプランターに
アサガオとフウセンカズラ。
これはささやかなグリーンカーテン用。
この暖かさが続くといいんだけれど。
April 2, 2012
綿のたね。
芽が出るまで
1カ月ほどかな。
May 9, 2011
まめ。
くるくる巻いた
蔓が見たくて
植えただけなのだけど。
えんどう豆を植えてみた。
水に浸けて,根が出たものを選んで14粒。
順調に伸びて、ふと気がつくと
白い花が咲き、豆の莢ができていた。
2〜3cmの莢が5つほど。
も少し大きくなるのを待って、
茹でて食べるか・・・豆ごはんにでも。
April 10, 2011
さくら。
ここ何日かの強い風でも
桜は散らずにいたよう。
五分咲きほどから
満開までさまざま。
いつのまにか、桜が満開。
日曜日の今日は、近くの並木道には
お花見の人たちや、散歩中の犬たちがたくさん。
私はといえば、新しいトイデジで
初めてまともな写真が撮れたので、
きっと、花見客たちよりもニコニコ顔だ。
January 18, 2011
待つ犬。
犬も寒いよね、きっと。
夕暮れのスーパーマーケットの前、
小さめの犬が待っていました。
自動ドアが開くたびに顔をあげてキョロキョロ、
そして、ガッカリの顔。
あんまりわかりやすい表情をするので、
ご主人が出てきたらどんな顔で迎えるんだろうと
それを見たくて
しばらく一緒に待っていたんだけれど、
寒さに耐えかねて、
後ろ髪をひかれつつ帰ってきました。
January 1, 2011
2011年。
東京湾で
明日をおもうウサギ。
明けましておめでとうございます。
どうぞ楽しいことの
たくさん数えられる
一年になりますように。
June 28, 2010
22時の訪問者。
2匹は一緒には来ない。
2匹とも、食事は
一人がいいらしい。
決まった時間に現れるヤモリが2匹。
しっぽのあるのと、半分切れてるのと。
手足の吸盤がヒタヒタと窓を横切っていくのを
見かけること5日目。
いつまで続けて来てくれるかな。
May 5, 2010
カスタネット。
カチカチ鳴らすと
ちょっと楽しい。
たたいて たたいて ひらいて
ひらいて たたいて。
毎日のリズムがようやく
少しずつ少しずつできてきた。
自分でリズムを作ったり変えていくには
あともう少しかかりそうかな。
January 10, 2010
覗く猫。
西荻窪の路地で。
店の中を覗いている、というよりも、
私が近づくのを気づかぬふり。
顔のほうに回ってみても、逃げるわけでもなく
狭い足場に座ったまま
ぎゅっと体を曲げて顔をそむけて、
ひたすら店の中を凝視するふり。
・・・気づいてるでしょうに、ね。
October 20, 2009
おじぎ草。
蕾もまだまだ
たくさんあります。
今年も、咲きました。
1年持つかなあ、と思っていたおじぎ草ですが、
2年目に入り、またピンク色の花をつけました。
枝ぶりも立派で、うちの植木の中で
一番の成長株です。
October 17, 2009
あけび。
皮は、炒めものにすると
おいしいそうです。
あけびを買ってきてみました。
食べたことがなかったので、どんなものかと。
種を包んだ透明のかたまりを
スプーンですくって、ひと口。
う〜ん。
見た目どおり、片栗粉にお砂糖を入れて
お湯で溶いて、とろっとさせたもの。
子どものころ、お腹をこわしたときに
作ってもらって食べたのと同じような味で、
おいしい、まずいよりも、
なによりほのぼの懐かしくなりました。
September 25, 2009
蔓。
そんな電柱が、
付近には3本
ありました。
この蔓はどうも
筆記体のような、アラビア文字のような。
葉と蔓と、たくさんの小さなゴーヤーの実が
散歩道にある電柱に、たくましくしっかりと
しがみついておりました。
ここは、まだまだ夏のようです。
September 14, 2009
秋風吹いて。
風に吹かれると
気持ちいいよね。
わかっているんだけどね。
気配はそろそろ秋のものになってきたけれど、
陽の当たるところはまだ暑さが残ってる。
なので、
「外へ出よう。散歩に行こう」の声に
ご機嫌さんで「うん」と言うには、
もう、ほんの心もち涼しめの秋風が
わたしには必要なようです。
もう、ほんの少しだけ、ですけど。
August 16, 2009
送り火。
われに返って振り返ると
いつのまにか周りに
たくさん人がいました。
みんな静かに
山を見上げていました。
京都・五山の送り火。
少しでも見えたらそれでいいね、
歩いてるうちにどこかでね、と
人込みを避け、琵琶湖疏水沿いをぶらぶら。
ここ、と場所を決めたのは点火30分前。
地元の人が幾人か、団扇片手に山を見上げていたから。
そこでは思いがけず、点火される瞬間から
「大」の文字が浮かび上がるさま、
炎の先っぽや煙まで見ることができました。
橋の欄干にあごをのせて、
ゆっくりのんびり堪能してきました。
August 15, 2009
お盆。
南無阿弥陀仏
南無観世音
観世音菩薩
と繰り返される読経が
幾日か耳に残ります。
お盆の行事、四天王寺さんの
万灯供養に行ってきました。
たくさんの蝋燭の炎と、
伽藍内を練り歩くお坊さまの読経と、
手を合わせ、付いて歩く人たちと、
それを見つめる人たちと。
毎回、帰るときには
シンとしたような、逆に浮かされたような
なんとも言えない気持ちになっています。
August 1, 2009
BGM。
タン、タラタ・・・
タ・タン。
タン、タラタ
タ・・・タン。
お昼すぎの
人通りの少ない商店街で、
ピアノを練習している音が聴こえていました。
タン、タラタ・・・タ・タン。
何の曲か、わかるようなわからないような。
たどたどしく、何度も何度も
同じところでつまずいていました。
アーケードの柔らかい光のなかで、
なんだかのんびりした気持ちになれました。
July 18, 2009
空き地。
目にいっぱいの緑。
近所にたくさんある、
家一軒分の空き地。
いつかは、新しい家や
駐車場になっていくんだろうけれど、
このまま、
雑草や木がわさわさした空き地のままに
しておいてくれないかなあ。
June 16, 2009
石垣。
どれかひとつ抜いたら
ガラガラと城が
壊れていきそうです。
「テトリス」か
それとも「ジェンガ」か。
大阪城までお出かけ。
天守閣からの眺めも
庭園もよかったけれど、
目を引かれたのは石垣でした。
大きな石と石の間を
三角や平行四辺形などに割られ
詰められた小さめの石。
丹念で壮大な仕事に、
文字どおり触れてきました。
June 12, 2009
夕暮れ時。
本日のお土産。鳥の巣。
外に下げるか家に飾るか
検討中。
半日遊びに出かけて、
たくさん歩いて帰ってきた。
晩ごはんまでの間、
少しの時間、
ぼんやりごろごろ和む。
いろんな、見たものや話したことを
反芻しつつ。
May 22, 2009
夙川へ。
青のきれいな絵。
長い長い海までの道。
途中で挫折して、
海を見るのは断念。
イラストレーターの松井しのぶさんの
グループ展におじゃましました。
夙川にある安藤忠雄建築のギャラリーは
静かに陽が差し込んでいて、
とてもとても落ち着けるところでした。
そのあと、夙川沿いを散歩。
まだ黄色いさくらんぼと、
まだ青いまつぼっくりの下をてくてく。
展覧会も川沿いの道も
心に風が通るようでした。
March 22, 2009
コブシの花。
もう、春です。
夜の街に
白いコブシの花。
花の内側からぼんやりと
灯りがもれているようで、
いつも、ためらいつつも
そっと触れてみたくなります。
March 12, 2009
ツノの木。
夜明けに土から出てきて
のしのしと歩いてそうだ。
近くの川辺で見つけた木。
すらりと対称的に伸びた幹が、
鹿のツノのようで。
きっと地面に
本体が埋まっているに違いない。
でも、幹だけで2mほどはあったので、
全身はとても大きいだろうけれど。
February 22, 2009
豆ごはん。
豆は今、ボウルの中で
ひと休み。
春だなあ、と思うと豆ごはんが食べたくなる。
買ってきたグリンピースは青々。
ひとしきりさわったり転がしたりして楽しんだあと、
いく粒かは浅いお皿に水をはって沈める。
何日かして芽や根が出てきたら土へ埋めよう。
この季節になると繰り返す、
楽しみのひとつ。
February 13, 2009
カリブロ。
キレイな色と形にひかれ
衝動買い。
スーパーの野菜売り場で見つけた「カリブロ」。
名前と形から、
カリフラワーとブロッコリーの掛け合わせたモノ、
ということがわかります。
でも、この不思議にキレイな野菜に
もう少しいい名前をつけられなかったのかな、と
ちょっと不満。
January 26, 2009
とり。
なんの鳥? サギ?
箱いっぱいの
貝ボタン。
京都の東寺さんのお堀にいた鳥。
寒さに着膨れたようになっていたこの鳥は、
1羽だけ、横顔を見せてずっと佇んでいて、
注目の的でした。
あと、弘法市で、いちばん欲しいなと思った貝ボタン。
今でも「買えばよかったなあ」と・・・。
来月も・・・行く?
January 21, 2009
東寺さん。
五重塔。
そばで見ると、
やっぱり大きいですね。
途中、200円の
コーヒーを飲みつつ
いっぷく。
京都の東寺の弘法市へ行ってきました。
今回は、買い物がメインではなく
散歩が目的のお出かけだったので、
のんびり五重塔を見上げて、お参りもして。
あれこれお店ももちろん見て回って、
欲しいなあ・・・と思うものはしっかり目に焼き付けて。
でも、買い食いだけはしっかりと。
降り出しそうな空模様をうかがいながら、
最後に京都駅そばの京都タワーを間近で見て帰ってきました。
お財布よりも、目を使って楽しめた日でした。
January 14, 2009
冬の空。
柿の実は重たげで、
枝垂れていました。
猫柳はピンと上向き。
三連休で、人のいないビジネス街。
背の高いビルの合間、埋もれるようにあった神社で見た
まだたくさん実をつけた柿の木。
その帰りに見た、少しふくらんできた猫柳。
冷たい風が吹く冬の空に、どちらも映えていました。
もっと寒くなって、もっと春に近くなったら、
ここの通りには木蓮が次々に咲くはずなので、
また足を延ばしてみよう。
November 29, 2008
おじぎ草。
このまま元気に
冬を越してくれるかな。
おじぎ草に、花が咲きました。
淡いピンクのふわふわです。
寒くなってきて、葉っぱが開かなくなってきていたので
家の中に入れておいたところ、
暖かく落ち着いて、ご機嫌が直ったもよう。
カーテンを閉め切っていても、
灯りが夜中までこうこうと点いていても、
朝早く葉っぱを開き、夕方には閉じて。
家中でいちばん規則正しい生活をしているイキモノです。
November 20, 2008
なんの実?
さすがにこれは
食べられなさそうです。
出かけた先で、木枯らしのような冷たい風のあと
並木道の下にたくさん落ちてました。
寒い寒いと騒ぎつつ、
手のひらにいっぱい拾ってきました。
乾いてきたのを見てみると、
カサカサと割れてきていて、松かさに似ています。
どうも実ではなく、種のように思えてきました。
経過観察中です。
November 19, 2008
サーカス。
もう1度見たい演目は
シマウマやゾウの曲芸!
帰りによった展望台から。
サーカスに行ってきました。
平日のお昼間なのに、ほぼ満員でびっくり。
アクロバットやピエロ、マジックショー、もちろん動物の曲芸も。
そんなに昔から変わってないであろうサーカスですが、
けっこうわくわく、わいわい騒ぎながら楽しんできました。
でも、すごいなあと思ったのは、曲芸よりも
裏方の人たちや、道具類の動きでした。
演目のあいだの暗闇、スポットの当たるピエロの後ろで
効率よく、すたすたと手順よくこなされるセッティング。
テントの天井に吊ってある綱や鎖、網、滑車を見るために、
あちこち首を伸ばしていたので、今でも肩がイタイです。
October 30, 2008
秋祭り。
夏に比べて秋のお祭りは
帰り道が、なぜか少し
寂しい気持ちになります。
先日、近所の神社で秋祭りがありました。
朝からこども神輿も近くを回っていたようです。
小さな神社の隣の公園に、出店が30弱ほど。
りんごあめ、金魚すくい、フランクフルト、輪投げ、いか焼き、
東京コロッケ、スーパーボールすくい、やどかり釣り・・・。
あれこれ見て、買い食いするのも楽しいのですが、
少し離れて、屋台の灯りや匂いや動く人々を
ぼんやり見ているのも好きです。
神社から伸びる細い道に、提灯がずらりと吊られていました。
それぞれに、この近所のおうちのこどもの名前が書いてあります。
こども本人が書いた、はみ出るぐらい大きな元気な字のもあって、
なかなか楽しく趣があります。
帰りは、オレンジ色の提灯をたどりながら暗い道を戻りました。
どんぐり。
どこかへ拾いに
行ってこようかなあ。
どんぐりをいただきました。
マテバシイのどんぐりで、
この種類は灰汁が少なくて食べやすいと聞いて
さっそく茹でてみましたが、
残念ながら未熟だったらしく、
まだ食べられる実にはなっていませんでした。
どんぐりをくださった方は食べてみられたそうで、
感想は
「甘くない栗みたいな味。
リスが食べるのも、なんだかわかる気がする〜」
というものでした。
こうなると、やっぱり食べてみたくなりますね。
October 21, 2008
弘法市
目に止まるモノは
だいたい決まっていて
ガラスやホウロウ、
ブリキ、錆のあるもの。
暑い秋の一日、四天王寺の骨董市で遊んできました。
買いに、じゃなくて、見にいっただけのつもりでしたが・・・。
持ち帰ったものは、赤いホウロウのポット、
「耐熱ガラスだからお燗もできるよ」という、ガラスの徳利、
「戦前の仁丹入れ」という、小さいガラス瓶、などなど。
自分にとって、いいなと思うものは高くて、いらないものは安く思える。
それに、ゆっくりゆっくり見て回ったつもりでも、
見ていないもののほうが、きっと多いんだろうなあ。
で、また行きたくなるわけですね。
October 18, 2008
清遊。
緑がたくさんある
ギャラリーの庭で
ゆっくり遊ぶ。
今日は気持ちよく
眠れそうだ。
以前から歩いてみたかった町、谷町。
坂道、長屋、路地、昔ながらの家々、長い商店街。
ぶらぶら寄り道をして、猫と遊んだりしながら、
町なかにあるギャラリーの、
イラストレーターの松井しのぶさんが参加されていた童謡画展へ。
ギャラリーの小さな庭には木や草や縁台があって、
絵を見せていただく間に庭でのんびりぼんやり。
ハモニカのライブと、ちいさなパーティもあって。
あとはまた、てくてく歩いて、お茶して・・・。
ふわふわと、楽しく遊ばせてもらった一日でした。
Posted by samico
10:25 PM
雑記帖
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October 7, 2008
おみやげ。
一粒食べてみたら、
ブドウに少し似ていて、
うす甘い味でしたよ。
きれいな青い実を摘んできてくれました。
知らないあいだに、知らないところへ出かけていって、
気に入りそうなものを見つけてきては、そっと置いててくれます。
チョコレートやプリンのときと、
こういった実や枝や葉っぱのときとがあります。
どちらがよりうれしいか・・・は、秘密です。
September 25, 2008
うずまき。
今日見つけた
自然のうずまき。
1cmに満たない
小さいかたつむり。
電話をしていたり、考え事をしているときに
書き散らしたメモを見ていると、
数字や文字より、図形が多いことに気がつきました。
丸か、ぎざぎざか、ぐるぐるのうずまきか。
無意識に描いていたはずなのに、
形、配置、バランス、鉛筆のかすれ具合など
なかなかの力作だったりします。
で、がらくた箱にその落書きをすべり込ませて
「ふむ」と満足して蓋をしておきます。
なんの役に立つのかは・・・謎ですけれど。
September 14, 2008
お月見。
月は・・・
家に着いたころのほうが
きれい、でした。
雲もはれて。
観月祭。
住吉大社までお月見に行ってきました。
和歌の朗詠や住吉踊、奉納舞楽・・・。
たくさんの人、観光客や近所のお散歩がてらの人。
お抹茶と月見団子、朱色の反り橋。
月と宮司さん、月と子ども、月と舞い装束、月と松。
屋台などもなく、静かな静かなお祭りでした。
反り橋のかかる池にふだんたくさん見かける亀は、
今日はどうしてるんだろう。
そんなことをぼんやり思っていたのは、
雅楽を聴いてたアタマが眠くなっていたからです。
伝統行事というのは気持ちよく、
なおかつ眠くなるもののようです。
Posted by samico
10:46 PM
雑記帖
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August 13, 2008
無花果 その後。
ちいさい実を
仲良く半分こ。
無花果の実が
次々と赤くなってきたので、
いちばん最初に赤くなった実ひとつを収穫。
まだちいさいなあ。
おいしいかな、どうかな・・・と思いながら
口に入れると、甘くてねっとり。
びっくりするほどおいしい無花果でした。
明日にはまたひとつ、収穫できるかな。
楽しみ楽しみ。
August 9, 2008
無花果。
あと6つ、
緑の実がついてます。
順番に大きくなって
くれるかな。
ベランダで育てていたちいさい無花果の実が
ひとつだけですけど、赤紫に色づきました。
色づくと同時に、この実だけ
ずんと大きくなりました。
昨年は3つ実ができたのですが、
ちいさい緑のまま落ちてしまったので、
初めての収穫、ということになりそうです。
いちばん陽あたりのいい場所に植木鉢を置いて、
でも、近くにたくさんいるカラスやほかの鳥たちに
奪われないように見張りつつ、
も少し大きくなるのを待っています。
July 23, 2008
夏の一日。
実家の台所の窓に
しがみついていた
ちいさいちいさいゴーヤ。
小指の長さほどでした。
食べられるようになるには
あと何日ぐらい?
朝早くからの蝉の大合唱を聞きながら、
エアコンの効いた部屋でお昼までごろごろ。
のそのそ起きて、お昼ごはん。
一番暑い時間帯に外へ。
まだまだ暑い夕暮れ時に戻ってきて、
エアコンの効いた部屋で暗くなるまでごろごろ。
のそのそ起きて、晩ごはん。
夏の陽を浴びた体は、
プールで泳いだあとのようにゆったりだるい。
集中力がないので、読んでる本のページは進まなくて、
読みかけの本の数のほうが増えるようです。
こうやって、生産的でない夏の一日が過ぎていきます。
June 20, 2008
ミュージアムショップ。
このTシャツ着て、
外へ出られるかなあ。
ちょっと躊躇が・・・。
博物館でのわたしの楽しみ方、もひとつありました。
それは、ミュージアムショップをうろうろすること、です。
なぜこんなものがここに・・・や
同じもの、ほかの博物館や動物園でも見たなあ・・・や
誰が買うんだろう、これ・・・など。
今回、ついつい買ってしまったのは、
虫へんの漢字がいっぱいTシャツ。
「虫」に「胃」で「はりねずみ」って読むって、
このTシャツ見て、初めて知りましたよ。
June 19, 2008
空気。
そばの植物園には
ハスがたくさん。
葉も蕾も、
葉の上を転がる水滴も
きれいきれい。
自然史博物館というところへ行ってきました。
見てきたものは、虫や爬虫類、魚、木の実や骨や化石。
博物館のどこが好きかと考えてみると、
どうやら、あの空気と匂いのようです。
そっと歩いても、足音や声が少し響く感じ。
独特の、ほこりっぽいシンとした匂い。
薄暗い隅っこに置かれてる古いソファに座って、
高い天井をぼんやり見てるだけで、満足です。
あと、展示物は思い出せないことが多いですが、
階段の手すりや、古い書体の案内板とかは
けっこう記憶に残っていたりします。
June 1, 2008
いい天気。
ずっとご機嫌さんでいるのも
なかなかタイヘンでは
ありますが。
「いい天気」というのは、どういう天気のことだろう。
糸のように降る小雨のなか、考えてみる。
カラッと晴れても、ドカドカ雨が降っても、
そのときの自分がご機嫌さんなら、
どんな天候でも
自分にとっては「いい天気」のようです。
明日天気になりますように、は
明日ご機嫌さんで過ごせますように、と
同じことば、なのかもしれません。
Posted by samico
12:54 AM
雑記帖
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May 14, 2008
雨の次の日。
豆サヤの笛は、わたしは
鳴らせませんでした・・・。
ナニゴトにもコツが
あるんだなあ。
昨日たくさん雨が降って、今日は晴れ。
こんな日の川の土手は、草がぐんと伸びて、
川も水がたっぷりです。
ぼんやり川を眺めていると、
横を歩いていた人が、
カラスノエンドウの豆のサヤを笛にして、プーピー。
ちょっと自慢げで、ちょっとくやしい・・・。
仕事やなんやかやでウチにこもっているうちに、
季節はかなり進んでいますね。
川面に陽があたってキラキラ。
風も強めで気持ちよくて、
プーピーに合わせて、どんどん歩いてゆけそうでした。
April 14, 2008
桜の好み。
お花見に来た天狗・・・、に
見えるでしょうか。
桜が咲くと気持ちがふわふわして、
きれいだなあ・・・とか、どこかにお花見・・・とか
人並みに思ったりもしますが、
ぼんやりしてるうちに時期を逃してることが多い気がします。
よくよく考えてみると、
満開の桜というのはどうもあんまり好きではなく、
まだ固いつぼみのときや、
桜の花と黄緑色の葉っぱとの割合が3:7ぐらいで、
足もとの地面が薄桃色になっている
今の時期の桜のほうがずっと好きなようです。
満開のときに雨が降ったりすると
「散ってしまうねえ」と口では言いつつ、
明日が楽しみ、と、ちょっと思っていたりします。
「お弁当持ってお花見」という経験があまりないのも
そのせいなのかもしれません。
March 18, 2008
土筆を見つけに。
シロツメクサやヨモギ、
カラスノエンドウ、
ほかに白や水色、ピンクの
小さい花がたくさん。
ポカポカ暖かくなってきたので、
気軽に外へ出かけられるようになりました。
近くの川原へ行くと、釣りをする人、
犬や子どもとのんびりお散歩の人、
土手でいねむりする人・・・。
平日のお昼間、思ったより人が多いことにびっくりしました。
今日は「ツクシを見に行こう」をメインテーマに出てきたのですが、
時期が遅かったせいか、あちこち探して、やっと3本見つけました。
いかにも春らしい植物にうれしくなって、
そっと触って、胞子を飛ばして、満足。
春の眠気とともに、散歩から戻ってきました。
March 16, 2008
スピード。
まだシュークリームが
冷蔵庫のなかに
あるんだけれど・・・。
甘いモノを手に持って、袋や箱から出して
口にスルンと入るまでの時間の短いこと。
自分でもびっくりするほどです。
きっと、食べちゃイケナイなあ・・・と思ってるものほど、
罪悪感とともにエラいスピードで飲み込んでるんでしょう。
今日いただいたエクレアも、
口に飛び込んだスピードはなかなかのものでした。
おいしかったよ、ごちそうさま。
早くても、ちゃんと味わってるからね。
Posted by samico
12:37 AM
雑記帖
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February 27, 2008
ユーカリ。
花は見られなくても、
この蕾のきれいな色が
長く保てばいいなあ。
ユーカリの小枝をもらいました。
実のような蕾の先っぽの三角の部分が
ポコッと取れて花が咲くと教えてもらいました。
葉っぱは、わたしがクンクン匂いをかいでも
普通の葉っぱの匂い、としか思えないけれど、
でもコアラにとってはいい匂いなんでしょう。
日ごろから「丸まって、ぼーっとしていたい」と
思うことが多いわたしは、
親近感を一方的に持ってるんだけれど、
いつ動物園に会いに行っても
コアラは、灰色の丸まった背中しか
見せてくれたことがありません。
でも、顔を見るよりも、
ちょっとでいいからあの丸い背中に触りたいなと
思いながら、いつも帰ってきます。
Posted by samico
10:09 PM
雑記帖
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February 18, 2008
ネコヤナギ。
曇り空のほうが
青空よりも
ネコヤナギには
似合う気がしますね。
この冬は、
この土地には珍しく雪も降ったりして、
いつもより寒く感じます。
丸くなって、うつうつと
気持ちも体も内にこもっていたら、
少し前に見つけていたネコヤナギの、
銀色のふわふわ部分が
小指の先ほどに大きくなっていました。
春にはまだ少し遠いんだけれど、
銀色のふわふわを触って、
ちょっと元気をもらって、
そろそろ外へ出かけることにいたしましょう。
January 21, 2008
本日の収穫。
そう思いながら
拾ってきた実が
うちには山ほど
ありますが・・・。
散歩途中のブロック塀に
しがみつくようにあった実。
青に少し紫と灰色が混ざったような色は、
曇り空によく似合っていました。
日本の伝統色の、
紅碧(べにみどり)という色に近いような気がします。
もとはどんな色の実だったんだろう。
青いのかな、紫色だったのかな。
今度はこの実の、花やみずみずしい時の実を
見たいなあと思いながら、
手のひらの上でコロコロしています。
January 18, 2008
ふふん。
卵を割ったときに
黄身がふたつ
入ってたときにも
「ふふん」、ですね。
アボカドの種にコツンと包丁の刃を当てて
クイッとひねって、
一度でうまく黄緑色の実からはずれたとき、
ひそかに「ふふん」と
すこし得意げな気持ちになります。
ちょっと、腰に手を当てて
胸を張ってみたりしたくなります。
わたしがエライわけでも
腕があるわけでもなく、たまたまなので、
あくまで「ひそかに」・・・なんですが。
Posted by samico
8:49 PM
雑記帖
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December 24, 2007
メリークリスマス。
イルミネーション
いろいろ。
12ぐらい見つけられました。
1時間ほどのご近所散策。
そんなに寒くもなく、
ゆっくり、ぶらぶら歩いてきました。
細い道をイルミネーションに惹かれて曲がり、
踏切を越えて、行き止まりに回れ右をして、
公団住宅の広い敷地に迷い込み・・・。
都市部に出ればきっと賑やかで、
大きなツリーもたくさん見られるんでしょうけど、
なんだか静かで、
玄関前にいくつも小さなツリーが見つけられる
住宅地のクリスマスイブも
いいものだなあと思いました。
December 13, 2007
雨に降られて。
温まったら眠くなって、
雨音をBGMに
気持ちよくウトウト。
雨が降り出す前に、と散歩に出かけたけれど、
のんびりしてるうちに、ポツポツと。
この季節の雨は冷たくて、
顔や手に当たる雨粒が痛いようです。
急いで帰って、温かい部屋に入ってホッとして。
雨の日は好きなので、
濡れるのも、傘に雨粒が当たる音も、
湿った空気も好きなんだけれど、
寒いときのココロとカラダには
窓を少し、鼻先が出るくらいだけ開けて、
雨の気配や音を、
感じるくらいにしておいたほうが
いいのかもしれません。
September 26, 2007
月の夜に。
左側が貨物の線路。
列車も人も
あんまり通らなくて、
お昼の散歩も
なかなかいいですよ。
あんまりきれいで丸く光っているので、
夜遅くに、高く上ってしまった月を追いかけて、
自転車で川辺まで月見散歩に出かけました。
貨物列車の線路と並んで
手すりや床が木でできた通路がある鉄橋は
大好きな散歩コースで、
ごとごとごとごと、なかなか楽しい音がします。
夜は灯りが少ないけれど、そのぶん昨夜は、
橋の音と虫の音と、草や水のにおいと月の光…
そんなものに囲まれて、
ただただぼんやりとゆっくりと
自転車を走らせることができました。
ひと晩経った今も、なんだかカラダの中に
月の光が染みこんでいるようです。
August 25, 2007
距離。
何度も何度も付き合って
遊んでくれました。
暑い盛りに祠の陰にいた猫は、
人慣れしているらしく、
カメラを向けると、ポーズをとってくれました。
けれど、近づけるのは1mまで。
それ以上近づくと、さっと逃げます。
こちらが1歩下がると、
また戻ってきて同じポーズをとってくれます。
何度繰り返しても、おもしろいように1mで、
その距離は埋まることはありませんでした。
まるで結界があるみたいでした。
August 13, 2007
蓮。
もひとつある花床は
何日か後のお楽しみに
とってあります。
蓮を見ると、つい欲しくなります。
繊細な花びらの色や形も好きなのですが、
花床の、穴にひとつずつみっちりと詰まっていた丸い実が
日が経つにつれて少しずつ縮んでくるのを待って、
先っぽをつまんでポコッと抜くのが楽しくて。
実を並べてみたり
花床の穴にもう1回入れ直してみたりして、
ひとしきり遊んでしまいます。
自然のつくるカタチはなんて不思議で
キレイなんだろうと、つくづく思います。
July 18, 2007
雨のあいだに。
次のランタナでは
誰が待っていて
くれたんでしょうか…。
もう少し先まで行っても
よかったかな。
雨と雨のあいだをぬって外へ出てみると、
あちこちにたくさん咲いているランタナに
蝶がとまって、蜜を吸っていました。
少し先へ行くと、また別のランタナの
実のようなものを、鳩がつついて食べていました。
もう少し行くと、別のランタナの
揺れる枝に、赤い首輪の猫がじゃれていました。
ぼんやり見ていると、その家からおばあさんが出てきて、
オレンジ色のランタナを少し切ってくださいました。
また降ってきた雨の中を、
明るい色の枝を持って
ゆっくりゆっくり歩いて帰ってきました。
June 3, 2007
くるくる。
大きな溶岩の陰。
シダの林みたいに
見えました。
くるくるしたものを見ると、
つい、さわりたくなってしまいます。
これはシダの類でしょうか…
ほかにも、ワラビとかの山菜や植物の蔓、
猫の手やしっぽの先、
赤ちゃんのきゅっと握った手も。
くるくるをほどかないように、
そ〜っとそ〜っと、指先で撫でてきます。
April 24, 2007
高いところ。
この配水塔、
昔は登ってもよかった
ようですよ。
煉瓦造りの水道資料館の裏にあった配水塔です。
昭和初期に建てられたものを改修したものだそうです。
大きな公園のそばにあるのにとても静かで、
木々をわたる風と鳥の声だけが聞こえていました。
こういうものを見て歴史を感じたり…すればいいのに、
わたしのアタマの中は、
「あの梯子で、てっぺんまで行きたいなあ」
ということでいっぱいでした。
細い梯子、急な坂道や階段を見ると
後先考えずに登ってみたくなってしまう気持ちは、
年を重ねても変わらないようです。
March 27, 2007
ふきのとう。
淡い緑色は
春の色、ですね。
一本だけ開いた桜の木の
道路をはさんだ向かい側の畑のそばには
ふきのとうが顔を出していました。
いくつもいくつも、
まだ土から出たばかりのものや
きれいに開いたものまで。
成長過程を教えてくれているかのように
いろんな段階のものがありました。
「ほら、ふきのとうがあるよ」と指差してくれた人の
背中の向こうには桜吹雪。
Posted by samico
12:03 AM
雑記帖
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March 26, 2007
さくら。
ほんの1m先の
桜の花は、まだ
蕾のままでした。
遠い、歩き慣れない町を、ひとりで散歩。
桜の花が一本だけ、咲きほこっていました。
小さな観音像のそばで一本きり。
境内にはほかにも桜の木はあったのに。
特別日当たりがいいとも思えないのに。
翌日、風の強いなかをふたりで歩いていると、
ちらちら散って、道が桜色に染まっていました。
そこだけ季節が進んでいるようで
なんだか不思議な光景でした。
February 22, 2007
もう、春?
風はまだ
頬に冷たいですね。
暖かい冬から、暖かい春に。
ときおり甘い沈丁花の香りが、
とくに夜の暗さのなかに漂っています。
まだ早いような気がするけれど、
それでも確実に春へ向かっているようです。
置いてかれないように、
ぼんやりと拵えてしまった
幾重もの繭から抜け出して
そっと一歩、また一歩。
外へ出かけていきましょう。
January 27, 2007
冬ごもり。
けっこう
冬ごもってるのも
心地よかったり…。
少し動きが鈍くなってきています。
寒くて動けなかったり、
考えごとをしていて動けなかったり。
考えごとをしているつもりが、
頭の中まで停止してしまっていたり…。
えいっと抜け出すには自分の意志しかないのだけれど、
その意志すら、かじかんでいるようです。
「考えごとは夜にしないで、
陽が明るく照っているときにしなさい」と言われるけれど、
でもこの季節はすぐ陽が落ちてしまって、
もう、また寒くて長い夜がくるんだけれど…。
Posted by samico
5:34 PM
雑記帖
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January 7, 2007
藤の莢。
今度は、もっとたくさん
集めてきてね。
お正月に、姪っこたちから
「はい、藤棚の種よ」と、もらいました。
長さ10cmぐらいの、茶色くて、かたい莢です。
白いぽわぽわのうぶ毛が生えています。
パチンと莢がはじけて、種が遠くへ飛ぶそう。
風や、虫や、鳥たちが、その種を運んでいくんでしょうか。
自然って、不思議。
いつもそう思わされます。
年の初めに楽しいものをもらったので、
わたしも莢を開いて、新しく変わっていけたらなあ。
……毎年思うことなんですけど…。
December 18, 2006
あうん、の猫。
兄弟猫なのか、
同じような顔つき、
同じような模様でした。
古くて大きな神社の
仏像の足元にいた猫2匹。
なんともしっかりした顔つきをしていて、
曇った空の下、見張りをするように
カメラを構えるこちらを見つめておりました。
あまり逃げようともせず、堂々と。
雨模様だったせいか人のほとんどいない境内で、
大きな樹木や砂利、お堂と池、朱色の太鼓橋とともに
ゆったりと過ごす猫2匹に、とても心が惹かれました。
October 20, 2006
細い道の先。
突き当たりではなく、
ちいさな商店街へと
抜けられました。
緑とごちゃごちゃしたいろんなものでできた細い道。
ついつい、なにで作られてる空間なのか知りたくて、
よそのお宅に突き当たってしまうかもしれないな…
と思いながら、足音を忍ばせてたどってみました。
地面に置かれた郵便受け、植木鉢のかけら、
欠けた風鈴、自転車、木の牛乳瓶入れ、朽ちた箒…。
要らないように見えるものも、ちゃんと場所を与えられて、
そこには必要なものになっていました。
時間が止まったような、
けれど、人の毎日の営みが見えるような不思議な場所。
またなんども覗いてみたい道が、ひとつ増えました。
September 17, 2006
拾いもの。
う〜ん、なんの味かな。
マンゴーに少し
似てるかも…。
今日のお出かけ先で拾ったもの。
風で吹き飛ばされた実が5つ。
やまぼうし、と記された木の下に落ちていました。
なので、やまぼうしの実なのかな。
調べてみたら、赤くなった実は食べられるらしい。
ちょっとかじってみたら、
うす甘くて、おいしかったですよ。
September 10, 2006
降り出した雨。
トタン板に跳ね返る雨音が
楽しげに聞こえます。
まだまだ暑い昼下がり、
すっと涼しい風が入ってきたと思ったら
大粒の雨が降ってきました。
土の香りがたち、
熱い空気が、一瞬でやさしいものに変わりました。
窓の下の、いつのまにか鬱蒼とのびた草も、
きっと葉っぱの下にいるだろう秋の虫たちも、
いろんなモノが詰まってごちゃごちゃしているわたしのアタマも、
水をもらってヨロコんでいます。
Posted by samico
2:24 PM
雑記帖
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August 16, 2006
かくれんぼ。
きっと、いっしょに
遊んでくれたんだよね。
真夏の午後12時。
濃い影も小さくまとまる暑い暑い真昼。
ふと回り道した先に、赤い首輪の猫を発見。
知らん顔して付いていくと、
暑いからかな、走ることもなく
うしろを気にしながらも、寄り道しながらトコトコと。
細い道に入っていったなあ、と思うと前にいたり。
生け垣の下から顔をのぞかせたり。
植木の陰に入っていきましたが、
プランターにおしりをすっぽり入れてしまったので、
けっきょく、写真を撮られることになりました。
そっぽを向いておりますが、
うまく隠れられたつもり、なんでしょうか。
Posted by samico
12:37 AM
雑記帖
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July 29, 2006
ぼやっと。
ホントに
おなかすいた…。
お昼すぎから、ぼや〜っとしていました。
なにもしていなかったわけでもなく、
かといって、なにができたわけでもなく。
よく、こういうことがあります。
時間をどこかへ置いてきたんでしょう。
おなかがすいて、ふと気づくともうすぐ明日になりそうです。
冷蔵庫に食べるものはあるし、
食べなきゃな…と、何度も思った記憶もあるんだけれど、
また、こんなふうにぼんやりしています。
一日アタマをお休みさせた…ということにしておきましょうか。
Posted by samico
11:19 PM
雑記帖
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July 22, 2006
ぐるぐる。
大きなソテツだったので
そ〜っと指先でさわって
帰ってきました。
ソテツの新芽です、たぶん。
小さな葉っぱを買おうかなと行った先で見つけました。
あんなに硬そうな葉っぱの新芽が
こんな、うぶ毛のあるぐるぐるとは思いませんでした。
蔓の先っぽのように、赤ちゃんのように
少しずつ少しずつ、しっかりと背筋をのばしていくんでしょう。
その微妙な成長を見てみたいなあ。
Posted by samico
7:08 PM
雑記帖
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June 24, 2006
解凍中。
背筋をちゃんと
のばしましょう。
空がうっすら明るくなってきました。
心に降っていた雨も、もうそろそろ上がるかな。
前向きに、はちょっとムリでも、
せめて一歩ふみだせるかな。
そう思えてきたので、
小さく固まっていたキモチが少し
溶けてきたのかもしれません。
Posted by samico
11:49 AM
雑記帖
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June 16, 2006
枇杷。
ころころした種が
たくさん残りました。
今年はじめて枇杷を買いました。
内側からほんのり灯りがともっているような、きれいな枇杷です。
ひとつ皮をむいて、口のなかにほうりこみます。
なんとも淡くて甘くて、もうひとつ皮をむきます。
うぶ毛のあるやわらかな皮にさわりながら、
爪が茶色に染まっていきますが、またひとつ。
ゆっくりゆっくりたくさん食べて、満足しました。
お腹が枇杷でいっぱいなので、今日の晩ごはんはもういらないなあ。
Posted by samico
9:09 PM
雑記帖
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May 27, 2006
初夏にむけて。
つい、手を出したく
なるんだけど…。
だんだん、お店に果物が増えてきました。
形も色もさまざまで、楽しくなります。
けれど食べるとなると、まだひんやりしていて
からだの芯が少し、ぷるっとなります。
たくさん食べられるのは、まだ先かな。
近くの家にある枇杷の木も、もう少ししたら
ひなた色の実をたくさん見せてくれそうで、
今からもう楽しみです。
Posted by samico
12:04 AM
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May 16, 2006
お手玉。
気分転換しなくちゃ、
という「お手玉」も
クルクルしています。
ひとつの考えごとと、ずーっと遊んでいることがあります。
右の手から左の手へ、放り投げてはまた手の中へ。
ひとりでお手玉しているだけで、
戻ってくるのは少し重たくなった、同じモノです。
ふたつ、みっつ、手に持って、器用に放り投げてみせても、
クルクル回って落ちてくるのは、やっぱり同じものなのです。
たまに、色が変わって落ちてくるものもありますけど・・・。
Posted by samico
9:13 PM
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April 29, 2006
ちょっと、遠出。
おみやげはこの箒だけ。
でも、お茶は
2回してきました。
用事のついでもあって、
久しぶりに京都へ行ってきました。
あんまり時間もなかったので、
小さな範囲で、行きたかったところだけをくるくると。
帰りは、夜の高瀬川沿いを歩いてきました。
GWの初日でもあり、人でいっぱいでしたが、
思いがけず八重の桜がまだ残っていて、
高瀬川と重たげな桜と揺れる柳がとてもきれいで、
少し遅めのお花見ができて、得をした気分で帰ってきました。
Posted by samico
11:13 PM
雑記帖
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April 19, 2006
小さな花。
毎春、このぐらいだけ
いただいてきます。
道路脇の植え込みに、
いつもペンペン草と混じって咲いています。
ポピーに似ているんだけど、色はオレンジだけ。
つぼみのやわらかな殻がパクッとふたつに割れて、
小さな花が開きます。
咲いてからは一日ほどしかもたないので、
なんだか悪いなと思いつつ、
つぼみの奥がほんのりオレンジ色に変わっていく様子や
殻が割れる瞬間が見たくて、手折ってきてしまうのです。
いったい、なんていう名前の花なんだろう。
Posted by samico
7:27 PM
雑記帖
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April 2, 2006
雨の日は・・・。
夢の中では、傘をさして
外を歩いてましたけど。
ふだんからよく眠るたちではあるけれど、
雨が降るとよけいに、安心するように眠りこんでしまいます。
半分開けた窓のそば、雨つぶの落ちる音を聞きながら。
目が覚めては「ああ、まだ降ってる」って思って、
またすぐにうとうと・・・の繰り返し。
夢の中でも雨が降っていて、現実の世界もやっぱり雨で。
行ったりきたりしながら、
さっき、やっと起き上がって外を見ると、
雨があがってしまっていました。
March 21, 2006
空色。
ホントに、こんなような
空の色でした。
夕方、買い物に出て、ふと見上げると、
きれいなきれいなトルコブルーの空でした。
濃い水色の、奥の奥のほうにほんの少し紅があるような。
ふしぎなくらいにきれいなので、別の方角の空を見ると、
暮れかかっていてグレーと淡いブルー。
もう一度もとの空を見ると、
もうあのトルコブルーはありませんでした。
ほんの一瞬。
なにかをつかみそこねたような、でもこれでいいような・・・。
夢を見たような色でした。
February 21, 2006
コーヒー。
コーヒー牛乳なら
大好きなんだけど・・・。
コーヒーをいれてみました。
とは言っても、たっぷりミルクが入っていますので
カフェオレのようなものですが。
コーヒーの香りは好きなのに、
味はどちらかといえば苦手なのです。
なので、カップから部屋中に広がっていった香りで
もうすっかり満足してしまい、
カップの中のコーヒーは冷めていく一方です。
Posted by samico
8:43 PM
雑記帖
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January 23, 2006
忘れていたこと。
今日、家にきた
ヒヤシンスです。
もう芽は出てるけど、
花と香りを楽しみに
待ちましょう。
「今年はチューリップ、植えてないの?」と聞かれ、びっくりした。
もう何年も、毎年毎年冬がくる前に球根を植えて、
まだ寒いときに出てくる小さな緑の芽を楽しみにしていたのに、
なぜこの冬は忘れていたんだろう。
どうして心がそちらへ向かわなかったんだろう。
春に芽吹くものが周りにないことに、言われるまで気づかなかった。
・・・深呼吸をひとつして、
もう一度、「なぜ」を探してみよう。
January 19, 2006
柘榴。
もひとつ買おうと行ったら
売り切れていました。
ザンネン・・・。
見かけると、つい手が伸びてしまうもののひとつに柘榴があります。
ざっくり割れた赤い皮の中に
白い種を中に閉じ込めた、赤くて薄甘い実がたくさん。
ひと粒ずつ、ていねいに口に運んでいると、
爪がほんのり赤く染まっていきます。
最後には皮ごと手で持ち、わしわしと食べるんだけど、
果汁の色のせいか、生き物にかじりついているようで、
いつも、なんだかちょっと後ろめたいような気持ちがします。
January 4, 2006
歩いてみた。
かくれんぼや
げたかくしをしたところ。
実家のまわりを何年かぶりに歩きまわってみました。
マンションや新しい店が建ち、商店街は少しさびれていました。
少し不安なような、寂しいような気持ち。
変わっていくのは仕方のないこと。
でも、細い路地があちこちに変わらずにありました。
ああ、そういえばここにもあったっけ、と
自転車1台がやっと通れるような砂利道、石畳の路地を
記憶をたどるようにぐるぐる。
いまだに、どこにつながってるかわからないような細い路地を見ると
ちょっと気になって入ってみたくなるのは、
こういう路地の多い町で育ったからなのかなあ。
December 18, 2005
ひそかな楽しみ。
今年はもう1軒
飾りのあるところ、
見つけました。
何年か前から、近所のお家のベランダで
クリスマスのイルミネーションが飾られ始めました。
夜遅く帰るとき、少し心にイヤなものがあるときには
少し遠まわりをして、雪だるまやサンタクロースの顔を見にいきます。
毎年、少しずつ少しずつ電飾の数が増えてきて、
今年は屋根の上に、橇に乗った雪だるまがひとつ、増えました。
何日かして見たときには、ツリーが玄関の横で光ってました。
今度はどこが変わるかな?
毎年、クリスマス気分をここで味わわせてもらっています。
November 27, 2005
みの虫。
ぬくぬくしたところに
いるかな?
ここのところ、近所で街路樹の剪定がされていて
ばさりばさりと枝が切り落とされている。
ぼんやり見ていると、
足元にころころと小枝のかたまり転がってきた。
みの虫の巣、かな。
空っぽだったけれど、ご主人はどこへ行ったんだろう?
振り落とされたんじゃなく、
はじめから空き家だったのならいいんだけどなあ。
November 12, 2005
今日の月。
UFO ?
いえいえ、撮りそこないの
まちがいなく今日の月、です。
日が昇り、沈む。
夕焼けになったりして、月や星がピカピカ輝きだす。
家にいても、外へ出ていてもなんとなく気になって、
空を見上げては太陽や月の位置を確かめてる。
まわってるのは、太陽ではなく地球のほうで・・・
月はいつも空にあるんだけど、昼は見えないだけ・・・。
そんなことはアタマではわかってるんだけど、
でも、わたしの中では、
わたしのために日は昇り、月は夜になったら出てくるもの。
で、今日も月は、自転車で帰るわたしの前に、
導くように、青く白く光ってくれている。
Posted by samico
11:25 PM
雑記帖
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October 30, 2005
おしまいは、いつ?
使いようのないものが
できてしまうことも・・・。
鉛筆を削って芯をとがらせているとき。
歯をみがいてるとき。
なにを作るか考えないまま、
針を動かして縫ったり編んだりしているとき。
煮物のあくを取っているとき。
爪をやすりでけずっているとき。
お茶を淹れようとして
ティーバッグをマグの中で上げ下げしているとき。
いつ止めればいいのかわからなくなって
ぼーっとその作業をいつまでも続けてるときがあるのは
わたしだけのことなのかな?
October 20, 2005
ご近所。
名前も知らない
人たちだけど・・・。
朝まで眠れないとき、
お隣の家の目覚まし時計が鳴るのが聞こえたり。
夕方に外を歩いていると、
晩ごはんの様子が匂いでわかったり。
どこかで鳴っている、
何度も同じところでまちがえるピアノの練習曲。
朝早くから聞こえる世間話。
夜中に帰ってくる向かいの人の、疲れたような足音。
時にはわずらわしく、気になることもあるけど、
いろんな暮らしをしている人たちが
ただそこにいる、ということが
わたしを安心させてくれることもある。
October 15, 2005
時間の使いかた。
それでも、まだ
眠れてしまう・・・。
朝早く、珍しくすっきり目が覚めて、
せっかくこんなに早く起きたのだから、
今日はあれをして、これもして・・・
ああ、読みたい本もあったんだ、どれにしようかな。
ごはん、なに食べようかなあ。買い物にも行って・・・
と、考えてるうちに、また眠ってしまいました。
起きるとお昼で、お休みの日の半分が過ぎていて、
あれ〜っとぼんやり反省しているうちに
一日が終わりかけていました。
こんなとき、ホントに時間の使いかたがヘタだなあと
つくづく思います。
October 10, 2005
狭いトコロ。
いつのまにか
眠ってました。
なぜか突然、机の下とか、押し入れの中とか、
狭いトコロに潜りこみたくなった。
背中をきゅっと壁に押しつけて。
もともと狭い家に住んでいるのに、もっと狭いトコロ。
子どもがダンボールとかで壁をつくって
自分の世界へ入りこんでるようなものなのかな。
あまり理由を考えないで、自分を甘やかすようにして
小さな明かりと本を持ちこんで、
少しこのまま過ごしましょう。
September 27, 2005
ふたばがたくさん。
蒔いて2日目に
出てきたふたば。
土を掘りかえして、虫がいないかちゃんと確かめて、
花の種を蒔きました。
いろんな種が混ざって入っていて、
どれも白い花が咲くそうです。
たくさん蒔いてしまったので、
たくさん芽が出てしまいました。
間引かないとだめかなあ。
でも、どの芽からどんな花が咲くのかわからないので、
ムツカシイ。
このままでもいいか・・・。
September 23, 2005
あおむし。
原っぱに
移動してもらいました。
少しだけ植えていた青菜を
あおむし2匹に食べられた・・・。
もう少し伸びたら摘んで食べようと思っていたのに、
いちばんおいしいところを食べられた。
これで3回め。
・・・・・・もうあきらめた。
でも、あおむしを育てるのはちょっとイヤなので、
今度はあおむしの来ないような花を植えようかな。
September 17, 2005
雨の日。
・・・・・・。
目が覚めると雨が降っていて、
外へ出る用事もなくて、じっと家にいた。
雨は好きなんだけれど、
それに、家にいるのも好きなんだけれど、
ポツポツと、軒や地面に落ちる雨の音だけを聞いていると、
ちょっとうつむきかげんになってきた・・・。
電話もメールも鳴らなくて、
外を通るひとも、こういうときに限って見えなくて。
・・・だれかと手をつなぎたいなあ・・・。
September 11, 2005
傘のこと。
好き・・・
なんだけどなあ。
傘が好き。
かたちも、言葉のひびきも、傘という漢字も。
なのに、なぜ持って出るのがイヤなんだろう。
多少の雨なら濡れていくし、
手に持っていても、多少の雨ならやっぱり濡れていくし、
たくさん降っていれば、
こんなに降ってたら差してもいっしょかな、と思うし。
服が濡れるとか、酸性雨とか、いちおう考えるんだけど。
というわけで、家に3本もある傘はあまり出番がない。
気にいって買ったんだけど・・・。
August 31, 2005
実。
これ、どうしよう。
捨てられないなあ。
ひろった。
強い風に飛ばされてきたかな。
見上げてもそれらしき木はないのに
わたしの自転車のまわりにだけ、いくつも。
ふしぎな気持ちがして
ぐるっと見渡して、あるだけひろってかえってきたけど。
なんの実だろう。
August 28, 2005
たね。
涼しくなったら
蒔いてみよう。
大きさ・かたち・色、いろんなたねがあるけれど
でも、どれも同じように、生みだすという知恵を
かたいカラに閉じこめてるように思う。
風に飛ばされてくるもの。
枯れても、また同じ場所に毎年伸びてくるもの。
なにに惹かれてるのか
何種類かのたねがいつもわたしの手元にはある。
ごちゃごちゃになっていて
いつ蒔けばいいのか、どんな芽がでてくるのか
わからなくなってるんだけど。