「今年はチューリップ、植えてないの?」と聞かれ、びっくりした。
もう何年も、毎年毎年冬がくる前に球根を植えて、
まだ寒いときに出てくる小さな緑の芽を楽しみにしていたのに、
なぜこの冬は忘れていたんだろう。
どうして心がそちらへ向かわなかったんだろう。
春に芽吹くものが周りにないことに、言われるまで気づかなかった。
・・・深呼吸をひとつして、
もう一度、「なぜ」を探してみよう。
January 23, 2006
忘れていたこと。
今日、家にきた
ヒヤシンスです。
もう芽は出てるけど、
花と香りを楽しみに
待ちましょう。
January 19, 2006
柘榴。
もひとつ買おうと行ったら
売り切れていました。
ザンネン・・・。
見かけると、つい手が伸びてしまうもののひとつに柘榴があります。
ざっくり割れた赤い皮の中に
白い種を中に閉じ込めた、赤くて薄甘い実がたくさん。
ひと粒ずつ、ていねいに口に運んでいると、
爪がほんのり赤く染まっていきます。
最後には皮ごと手で持ち、わしわしと食べるんだけど、
果汁の色のせいか、生き物にかじりついているようで、
いつも、なんだかちょっと後ろめたいような気持ちがします。
January 4, 2006
歩いてみた。
かくれんぼや
げたかくしをしたところ。
実家のまわりを何年かぶりに歩きまわってみました。
マンションや新しい店が建ち、商店街は少しさびれていました。
少し不安なような、寂しいような気持ち。
変わっていくのは仕方のないこと。
でも、細い路地があちこちに変わらずにありました。
ああ、そういえばここにもあったっけ、と
自転車1台がやっと通れるような砂利道、石畳の路地を
記憶をたどるようにぐるぐる。
いまだに、どこにつながってるかわからないような細い路地を見ると
ちょっと気になって入ってみたくなるのは、
こういう路地の多い町で育ったからなのかなあ。