緑とごちゃごちゃしたいろんなものでできた細い道。
ついつい、なにで作られてる空間なのか知りたくて、
よそのお宅に突き当たってしまうかもしれないな…
と思いながら、足音を忍ばせてたどってみました。
地面に置かれた郵便受け、植木鉢のかけら、
欠けた風鈴、自転車、木の牛乳瓶入れ、朽ちた箒…。
要らないように見えるものも、ちゃんと場所を与えられて、
そこには必要なものになっていました。
時間が止まったような、
けれど、人の毎日の営みが見えるような不思議な場所。
またなんども覗いてみたい道が、ひとつ増えました。
October 20, 2006
細い道の先。
突き当たりではなく、
ちいさな商店街へと
抜けられました。